札幌市北区「TIME」(新築注文住宅)|現場のコト
【TIME】家づくりストーリー第4話『8本の物干しバー』
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今日は、「室内干し」についてお話したいと思います。
室内干しといっても洗い終わった洗濯物を室内に干す以外にお布団を干したり、洗面所で使ったタオルを干したり、バスマットを干したり…。
1日の中で干すシーンは意外と多くあるのだなぁ。お話を伺って改めて感じさせられました。
佐々木様はとにかく湿気とカビに悩まされない生活を望んでいましたので、家中のあちらこちらに合計8本の物干しバーをつける計画となりました。
1つ目は、寒い冬に雪のついた上着を玄関で脱いだら、まずは一度「湯気抜き」と称して物干しバーに上着を掛けます。
佐々木様にとってこの湯気抜きがとても大切で、ホカホカの上着をいきなりクローゼットの中に収納してしまうと湿気がこもってしまい、他の洋服への影響が出てしまったり、室内にカビが発生してしまう可能性があることを懸念して、一度上着の湯気を抜いて、乾燥できたらクローゼットに戻す。
というサイクルを心がけていらっしゃるようです。
とても健全で快適なクローゼットになりそうですよね。
そんな物干しバーは玄関横の納戸にそっと用意されています。
2つ目は洗濯物を干すための物干しバーです。
太陽の光が差し込むランドリースペースの南向きに3本用意しました。
と言っても3本のバーが取り付けられるように予めフックを用意し、佐々木様のDIYで可愛らしい物干しバーの計画が予定されています。
上品な室内にアクセントとなる少しアウトドアな物干しバーが効いています。
3つ目は寝室です。
寝室にはベッドの真上にブラックアイアンのバーを1本用意しました。
朝起きてすぐに布団が干せるようになっています。
これは奥様のこだわりの1つで、朝の時間を有効に使ってお仕事終わり家に帰るとしっかりと乾燥されたお布団が待っています。
意外とお布団を干す場所を考えることってないですよね。
戸建てにお住まいの方は、階段や吹き抜けの手すりにお布団を干していませんか?
バーを1本つけるだけで快適な物干し場所ができますよ。
お家を考える上で、ついつい間取りのこと、仕上げのことに時間をかけてしまいがちですが、日々の暮らしや行動パターンを見返すことで色々の気づきがあるかもしれませんね。
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