札幌市中央区「PLUS+」(注文住宅)|現場のコト

フィッシュ・ボーン階段

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フィッシュ・ボーン階段

札幌市中央区で進行中の、注文住宅「PLUS+」の現場。

現在は完成しているのですが、鉄骨階段のお話を少し。

 

この階段が出来るまでに実に4ヶ月ほどの検討と、1.5ヶ月の製作時間がかかりました。

 

設計の段階で「いかに必要最小素材で出来るか」という検討からスタートして、たどり着いたのがトラス(三角)構造の応用でした。

そして参考になったのが魚の骨です。

背骨を中心にして、そこから小骨が外に向かって配置されている構造が階段に応用できると考えました。

フィッシュ・ボーン階段

設計はできたのですが、鉄骨屋さんに相談してみましたところ、実は3社さんに断れてしまいました。

理由は「鉄骨ですとどうしても溶接したときに収縮して、ミリ単位が求められる階段ですと最後合わない可能性が高い」とのことでした。

確かに納得のできる理由でしたが、どうしてもこの階段を実現したいという想いが強かったので、断られてしまった1社目のところに直接お伺いし、

階段への強い想いを伝えたところ、「負けました。。。スペシャルな階段を一緒に作りましょう!」と言ってくださり、製作が始まりました。

フィッシュ・ボーン階段

そこから製作がスタートしたのですが、当初のお話通り、ミリ単位で少しずつずれてしまいました。

溶接の収縮具合は温度や湿度、熱が入る長さ、時間によって全て異なるので、50年の経験ある職人さんでもなかなか難易度が高いとのことです。

ずれる度に全てを取り外し、また一から溶接をしていきます。

 

その作業を繰り返し5回行いました。

 

そしてできたのが写真にあるような鉄骨階段です。

そこに踏み板と手摺が入ると下のような写真になります。

フィッシュ・ボーン階段

大変だったからこそ、職人さんも心が入り、最後は「収縮についてはもうマスターした!」と笑顔で言ってくださりました。

奇跡の階段 = 魚の骨階段 = フィッシュ・ボーン階段

愛着がありすぎて、名前を付けたくなるような階段です。

 

そんな階段物語でした。

 

高田

 

上記でご紹介しました注文住宅「PLUS+」を限定公開する完成見学会を開催いたします。詳しくは下記より御覧ください。

RENO CAFE「PLUS+」|注文住宅の完成見学会