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まど-マド-窓

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まど-マド-窓

こんにちは、デザイナーの高田です。

今回は「まど」について少し書いてみようと思います。

プランが概ね固まる段階で同時にまどについてお客様とお話を進めていきます。

まどを決めるってなかなか頭を使います。

・明るさ
・換気
・横幅
・高さ
・取付高さ
・寒さ
・開き方
・コスト

様々なことを考慮して一つずつ丁寧に決めていきます。

まど-マド-窓

「寝室が2階なので、1階に降りるときに今日の天気が見えたら今日の服とかも決めやすいかな、、」ということを想像して取り付けた窓です。

季節によって光の量も変わってくるので、この窓から季節を感じられたら、、、などということも考えました。

まど-マド-窓

こちらは敢えて「影」を意識した写真です。

階段の上にある窓から光が入ってきて、階段の踏み板によって光を抑える、だけど暗くなりすぎない、、ということを考えました。

小上がりでゆっくり横になったとき、眩しすぎないことも場所によっては必要ですよね、ということをお客様とお話します。

まど-マド-窓
まど-マド-窓

「出窓」という手法も使ったりします。

出窓にすることで、窓のヘリにお好きな雑貨を飾ったり、深くすることでそこに座ることもできたり。

「帰ってきたら絶対に通るホールに出窓を付けることで、お好きな雑貨を絶対に意識できるので少しだけテンション上がったりしませんか?」

などという会話もしたりします。

まど-マド-窓

最後に玄関の地窓です。

玄関を明るくしたい、というご要望を元に「お客様だったら、、、」ということを想像してご提案させていただきました。

「明るさ」ということであればできるだけ天井付近に、そして大きくとることで「明るさ」は解決できると思います。

ただ、求められる「明るさ」も人それぞれ。

こちらの写真のお客様は「電気を付けなくても見えるくらいの明るさ」というのが

きっと求められている「明るさ」ではないかと想像して喜んでくださりました。

この他に

・中から見える景色
・外から見られてしまうかどうか
・外観として揃えたほうが良いかどうか、、、

たくさん検討することがありますが、お家を長く愛着を持っていただくためにもそこは妥協せず、お時間をかけて一緒に検討をしている「まど」のお話でした。

 

高田