料理・食事|日常のコト
Tacos de Carnitas の話
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Que onda, ¿cómo estás?
コンシェルジュの村上でございます。
毎年、夏の気配を感じ始めると、私はなぜか決まって「タコスが食べたい」という気分になります。
あの手軽さと、爽やかな香辛料とライムの風味が、暑さにぴったりです。
今日は、私がふだん自宅でつくった“タコスの楽しみ方”をご紹介したいと思います。

▷豚の肩ロースをラードで煮込む、の画です。
タコスというと、小麦粉のトルティーヤと、スパイスで炒めたひき肉に、刻んだレタスやチーズを乗せたイメージをお持ちの方は多いかと思います。
しかしこういったタコスは、日本風にアレンジされたものであったり、メキシコからアメリカ南部に伝わって発展したテクス・メクス料理をもとにしているもので、本場メキシコの味とは異なるようです。
※テクス・メクス料理・・・メキシコからテキサス州に渡った料理のこと
今回は本場、メキシコ風のTacos de Carnitas(カルニタスのタコス)です。
カルニタスとは、スペイン語で「小さな肉」を意味する豚肉料理で、メキシコ料理のタコスによく使われる具材です。
豚の塊肉を、スパイスやニンニク、ライムなどと共に、ラードとオレンジジュースでじーっくり煮込んで、ホロホロにほぐした後に香ばしく焼き上げた肉のことです。
ラードで煮込んでいるものの、スパイスやオレンジジュースとライムが効いているので、ジューシーかつ、さっぱりした味わいです!
今回は、豚の肩ロースの塊を煮込んでいきます。時間にして弱火でおよそ3時間ほど!
ラードで煮ているので、水分が飛んだ後はほとんど湯気は立ちません。
左側に並んでいるスパイスは、ローリエ・クミン・クローブ・コリアンダー・ブラックペッパーで、どれもKaldiで気軽な量を購入することができます。

カルニタス(一番下)が出来上がったら、あとはワカモレ(アボカド)、サルサ(トマトと玉ねぎとピーマン、パクチー)、ライム、お好みでチーズを用意してタコス作りの準備です。
※本場メキシコ風とすると、チーズは邪道のようです(笑)
※今回は昼食にタコスを食べたかったので、カルニタスは前日の晩に仕込みました
トルティーヤは、今回はKaldiの冷凍トルティーヤ(コーン)です。
12枚入りですが、冷凍の状態で必要な量だけ使えるのでとても便利です。
トルティーヤを温める際には、フライパンにカルニタスを煮込んだ時の油を少し垂らして温めると最高に美味しいです。
あとはトルティーヤの上に、カルニタス・サルサ・ワカモレを乗せて、最後にライムを絞ってかぶりついてください!
Bienvenido al mundo de los tacos!!
村上