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松のおはなし

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松のおはなし

こんにちは。RENOVESの宮島です。

今回も前回同様、私の自己紹介も兼ねまして滋賀県の甲賀地域で地元の人たちから愛される松をご紹介します。

 

名前は「美し松」といい1本の赤松の根本から交配を重ね、幹が放射状に何本も分かれて上方に伸びた姿が大変美しいことからこの名前となったそうです。

歌川広重の東海道五十三次にも描かれ、現在は国の天然記念物にもなっています。

松のおはなし

小さいころから私もこの松の下で育ち、山遊びや散策など毎日泥まみれになるまで遊んでいたので自然と野生児に育っていきました(笑)

今では遠く離れてしまい半ば寂しい思いもしています。

ただ、現在の設計の仕事に従事してからも松の木とは別のかたちで関わりが深くなりました。

松のおはなし

松は英語でパインと呼びます。由来は松ぼっくりの形がパイナップルに似ていることからこの名前がついたそうです。

このパイン材と呼ばれる建材は最近ではホームセンターでもよく見かけるようになり、加工がしやすい事から建具やフローリング、棚板、家具など幅広く姿を替えることができます。

またパイン材が持つ針葉樹特有の木の香り、表情が特徴でパイン材自身に油分が多いため経年変化で艶っぽい色合いに変化していきます。

大人となった今でもこの松を生かしてまた違った遊びをたくさんできるといいなと思います。

 

宮島