建築・インテリア|日常のコト
兵庫県立美術館|光と影と青りんご
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こんにちは。デザイナーの宮島です。
先日、兵庫県神戸市にある兵庫県立美術館 を訪れる機会がありました。
設計を手がけたのは、建築家の安藤忠雄さん。
以前は、展覧会を見に来たことがありましたが、今回は建物をじっくり見たく訪れました。
館内を歩いていると、壁や床に落ちる光が時間とともにゆっくりと形を変え、同じ場所でも、少しずつ表情が変わっていくのが分かります。
特別な装飾があるわけではないのに、ただ光が差し込み、影が生まれるだけで、空間に奥行きが生まれていました。
▷屋根に設けられたスリットからこぼれる光がエントランスに美しい陰影を生み出し、安藤建築らしい印象的なアクセントになっていました。
シンプルな素材だからこそ、光の存在が際立つ。
そして影があるからこそ、光の美しさがより強く感じられる。
そんな関係性を、身体で体験できる建物だったように思います。
日々のお家づくりのなかでも、「光をどう取り込むか」はとても大切なテーマです。
窓の位置や大きさ、天井の高さ、壁の色や素材。
ほんの少しの違いで、部屋の印象や居心地は大きく変わります。
特別な設備や装飾がなくても、光の入り方ひとつで、空間の印象は大きく変わる。
そんな設計の基本を、改めて思い出させてくれる建物でした。
美術館の屋外に出ると、安藤忠雄さんの代表的なモチーフでもある「青りんご」のオブジェが。
まだ熟していない、少し未完成な果実。「青春」「可能性」「これから成長していく姿」といった意味が込められているそうです。
完成されたものだけを良しとするのではなく、まだ途中にあること、これから変わっていくことに価値がある。
そんなメッセージが、このシンプルなかたちの中に込められているように感じました。
私もまだまだ青りんごでいたいぞ!そんな思いを改めて感じた宮島でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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