学び|日常のコト
中古マンション購入+リノベーションで知っておきたいポイント 〜前編〜
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こんにちは!デザイナーの宮島義直です。
最近、札幌でもマンションリノベーションの需要が高まっており、RENOVESにもお問い合わせをいただくことが増えてきました。
中古マンションを購入してリノベーションを考える方も増えているので、今回はそんなときに役立つポイントを 前編・後編の2回に分けて わかりやすくまとめてお伝えします!
① 中古マンションの共用部と専有部の違いを知ろう!

マンションは「共同住宅」に分類されており、様々な住民の方が一緒に暮らす建物です。
そのため、マンション全体で共有する部分(共用部) と、各住戸の所有者が管理できる部分(専有部) に分かれています。
例えば、
・ 玄関扉や外の窓(サッシ) → 共用部なので基本的に交換はできません。
・ コンクリートの壁や梁→こちらは建物を支える部分であることが多く、その場合は取ることができません。
・ 玄関扉の内側 → 例外的に塗装OKな場合があり、部屋の雰囲気に合わせた色にできることも!
・ 内側の窓(インナーサッシ) → 専有部なので交換可能。断熱効果アップにもなり、補助金がもらえるケースもあります。
「どこまでが共用部で、どこからが専有部か」はマンションごとにも少し違うので、リノベーションを考えている方は 事前に管理規約等をチェックしておくと安心です!
② 間取り図にある「PS」って何?


マンションの間取り図を見ていると、「PS」という記載を見かけることがあります。これは 「パイプシャフト(Pipe Shaft)」 の略。
PSとは、キッチンやお風呂などの 水まわりの配管が通るスペースのこと。縦に配管が通っていて、基本的に マンション全体のもの(共用部)なので、移動はできません!
そのため、リノベーションでキッチンやお風呂の位置を変更するときは PSの場所をしっかりチェックすることが大切 です。
マンション見学の際には、「PSはどこにあるかな?」と意識しながら間取り図を見てみると、リノベーションのイメージがつかみやすくなりますよ!
ちなみに、間取り図には 「MB(メーターボックス)」 などの略語もよく出てくるのですが、検針が便利になるよう電気・ガス・水道メーターを一つにまとめている部分です。
RENOVESでは一緒に中古マンション探しをしています

RENOVESでは、中古マンション選びの段階からお手伝いすることも多く、購入前の見学にデザイナーが同行することも可能です!
プロの目線で 「リノベーションしやすいかどうか」 などを確認しながらサポートするので、安心して購入を進められますよ。
次回のブログでは、 デザイナー同行時にチェックしているポイント を詳しくご紹介します!
お楽しみに。
少しでもリノベーションの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
宮島義直