みなさん、こんにちは！ジーバーFOODマネージャー栗栖里穂です♪

いよいよ 2025年9月4日（水）、札幌に「daria by ジーバーFOOD」がオープンします！

「daria」という名前には、この場所リノベスランド花レならではの物語があります。

dariaの由来

ここが花レになるずっと前、ひとりのおばあちゃんが暮らしていました。

お隣の建物で「ダリアの苗」を販売していたその姿を、地域の方々はいまも懐かしそうに語ります。

「腰の曲がったおばあちゃんが住んでいて、隣でダリアの苗を売っていたんだよ」
「桜の花びらを箒ではいていたり、お花のお手入れも丁寧だったよね」

そのおばあちゃんは生前、
「わたしがいなくなったら、この家は壊さずに、地域のシニアが集まれる場所にしてほしい」
と願っていたそうです。

私たちはその想いを知ったとき、自然と背中を押されるような気持ちになりました。

この場所はずっと大切にされてきた。だから今、ジーちゃん・バーちゃんが集い、人が笑顔になる食堂をつくることができるのだと。

そんな記憶と願いを受け継いで──「daria by ジーバーFOOD」という名前が生まれました。

桜の木に託した思い

一番最初の研修では、ジーバーさんたちに「始まりの気持ち」を桜の木に書いてもらいました。

なぜ桜なのかというと、花レには春になると4本の桜が咲き誇り、その姿がこの通りのシンボルだからです。

「ジーバーさんたちのどんな気持ちの花も、マネージャーとして私が“木”になり受け止めて支えていくよ！」
そんな想いを込めて、このワークを行いました。

桜の木には、
「大丈夫！きっとやれる」
「みんなで元気に楽しもうね」
「新しいこと、ワクワク♪」
「1年後も元気にここに来れますように」

など、たくさんの素直な気持ちが咲きました。

その木は、これからの挑戦を支える大切なスタートの「はじまりの木」になりました。

不安から、イキイキへ

7月から約2ヶ月間、6回にわたる研修やたくさんのおむすび練習会を重ねてきました。

最初は「ちゃんとできるのかな？」と不安そうな表情だったジーバーさんたち。

でも研修を重ねるうちに、その表情はイキイキと輝き始めました。

「幸せホルモンたくさん出てる〜」
「いや、出過ぎちゃってるよね！」

そんな会話が飛び交う様子は、まるで女子高生の放課後のよう。

年齢なんて関係なく、挑戦する気持ちが人をこんなにも若々しくするのだと、日々ジーバーさんたちとともにして感じています。

おむすび研究者たち

看板メニューは「おむすび」と「あったかい豚汁」。
一見シンプルですが、その奥深さに皆さん研究の日々です。

「お米の水加減を変えてみた」
「硬めが握りやすいかも」
「具材のチーズはもう少し小さくした方が馴染むね！」

と、お家でもおむすびの研究を続ける方も。

気づけば、みんな“おむすび研究者”のように熱心です。
その努力と探究心が、オープンの日のおいしさにつながっていきます！

“もうひとつの食卓”を目指して

daria by ジーバーFOOD は、ただの飲食店ではありません。

ここは「外食」ではなく“もうひとつの食卓”。

「おかえり」と迎えてくれるじーちゃん・ばーちゃんがいて、
「ただいま」と帰ってこれるあたたかさがある。

そんな場所を、ここに西区からつくろうとしています。

「温かい豚汁」と握りたての「ほかほかおむすび」ご用意してお待ちしてます♪

不安を乗り越え、大きな一歩を踏み出して日々奮闘しているジーバーさんたち。
その笑顔と一緒に、あたたかい空間と、心を込めたごはんをお届けします。

ぜひ「daria by ジーバーFOOD」で、お腹も心も満たされるひとときをお過ごしください♪

【2025/9/4 NEW OPEN！】
「daria by ジーバーFOOD」

住　　所：札幌市西区八軒５条東４丁目１−１９　リノベスランド花レ（リノベスランド横）
営業時間：11:00〜15:00（水曜・日曜定休）

Instagramはこちら

栗栖