札幌市南区「KAKURENBO」(新築注文住宅)|現場のコト
【KAKURENBO】ユーカリ vol.4
- 現場のコト
- 札幌市南区「KAKURENBO」(新築注文住宅)
涼しくなってくる秋から冬にかけて、生花店ではユーカリが多く出回る時期になりました。
鉢植えや庭木としてはもちろん切り枝やドライフラワーでも人気の植物です。
ところで、ざっくりユーカリといってもたくさんの種類があるのはご存知でしょうか。
種類によって葉の形や大きさ、枝ぶり、香りなどが異なります。
RENO CAFEのディスプレイでも使用することが多いのですが、切り枝としてそのまま飾る場合と、他の花と合わせてアレンジメントとして飾る場合で種類を使い分けています。
また、ドライにも適しているため、切り枝として生での使用が終わってからは、乾燥させてスワッグにするなど重宝しています。
12/18・19に開催を予定しておりますRENO CAFE『KAKURENBO』の会場内でもユーカリを取り入れていますので、ご来場の方は是非探してみてください。
前回までの「KAKURENBO」の記事はこちら
玄関やトイレなどの窓が無い居室にグリーンを置きたい場合、陽が入らずに鉢植えが枯れてしまう心配がありますが、鉢植えの代わりにユーカリなどの大きめの切り枝を置くことで、陽の当たらないお部屋にも手軽にグリーンを取り入れることができます。
その他にも、ユーカリには爽快感のある”スーッ”とした独特の香りがあり、疲れたときのリフレッシュや集中力アップに効果があると言われています。
ユーカリの精油には殺菌・防虫効果があるため、室内の殺菌消毒や寝具などのダニ・ノミ予防にも役立つそうですよ。
ただし、ユーカリの葉には毒が含まれているため、生の葉をそのまま服用してしまうと中毒を起こす可能性があります。
小さなお子様やペットを飼われている方には注意が必要です。
ユーカリなどの切り枝を仕入れたときの車中はいつもいい香りに包まれ、とても癒されます。
話は変わりますが、ユーカリと言えばコアラを連想するのは私だけではないはず。
昔テレビか何かで見たのですが、コアラの盲腸はなんと2mもあって、その中にいる大量の微生物が、硬くて胃で消化しきれないユーカリの葉やその毒素を分解しているそうです。(※ちなみに人間の盲腸は5~6㎝です。)
昔、虫垂炎を経験したことがあるのですが、息ができないほどの激痛なのに、盲腸が2mもあったら…と想像して恐くなりました。笑
話がそれてしまいましたが、最後にお花屋さんでよく見かけるユーカリの種類をいくつかご紹介します。
ポポラス
大きく丸い葉が特徴。
名前の通り、パラパラとついた丸い葉かわいらしい雰囲気のユーカリです。
葉によっては、ハートの形に見えるものもあります。
グニー
※上の画像はドライ
ユーカリの中でも比較的葉が小さく、アレンジに使いやすい種類です。
こちらの画像では見えにくいですが、右側からぴょこんと飛び出しているのがグニーです。
(分かりやすい画像が無くてすみません…)
銀世界
なんだか凄い名前ですが、生花店ではプルベルレンタやベイビーブルーという品種が「銀世界」として販売されています。
肉厚の葉と左右にピンと伸びた枝が特徴で、ユーカリの中でも香りが強めです。
1本でもなかなかボリュームがありますが、カットしてアレンジメントにもよく使われていますよ。
最後と言っておきながらもう一つ。
よく行くお花屋さんから教えてもらったのですが、ユーカリを水に差す前にカットした茎の先端をつぶしてお酢で洗うと長持ちするそうです。
わたしはすぐ水から引き揚げたらドライにしてしまうのでまだ試したことはないのですが、試してみた方がいたら効果の程を是非教えてください。
この他にもたくさんの種類がありますので、皆さんもお花屋さんに立ち寄ることがありましたら是非ユーカリに注目してみてください。
-おまけ-
最近まで換羽期で羽が抜けまくりだったぴっちゃん。
毎朝床が抜け羽だらけ。
インコも衣替えしました。