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【有名建築巡り】vol.2「水の教会(夜ver)」

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【有名建築巡り】vol.2「水の教会(夜ver)」

【有名建築巡りシリーズ】連載2回目となる今回は北海道勇払郡 占冠村中トマムにある安藤忠雄先生の「水の教会」です。

【有名建築巡り】vol.2「水の教会(夜ver)」

安藤忠雄と打放しコンクリート

安藤忠雄先生は1941年大阪出身の建築家で1976年に代表作である「住吉の長屋」が高く評価され、現在では世界で活躍する建築家になられています。

高校生のときにプロボクサーのライセンスを取得した過去もあり、その後大学には通わず独学で建築士の試験を合格して建築の世界に入られました。

そんな安藤忠雄先生の作品に多くに見受けられるのが打放しコンクリート。打放しコンクリートとは建築物の仕上げの一種であり、現場打ちコンクリートの上に塗装、タイル、石貼りなどの仕上げ工法を省き、型枠を外した直後のむき出しのままの状態のコンクリートをもって仕上げとする手法となっています。

今回ご紹介する「水の教会」も打放しコンクリートの建築となっており、無機質なコンクリートが水盤に浮かんでいるような造形になっています。

【有名建築巡り】vol.2「水の教会(夜ver)」

教会三部作の一つ「水の教会」

安藤忠雄先生は「水の教会」の他に「光の教会」(大阪)、「風の教会」(兵庫)という作品を建てられており。それらを総称して教会三部作と呼んでいます。

全面の窓が開閉すると「水の教会」を代表する風景である水盤に浮かぶ十字架が表れます。

 

【有名建築巡り】vol.2「水の教会(夜ver)」

開閉するところを外から見るとこんな感じです。

普段は結婚式場として利用されていますが、予約不要で見学できる時間が設けられています。

私は夜の見学会に参加したのでライトアップされた教会を見ることができましたが、朝の見学会や昼の見学会もそれぞれ光の入り方が気になっていつか制覇したいと考えております。

詳しい見学の日程や時間等は「水の教会」の見学ページより御覧ください。冬の期間はやっていないのでご注意を。

 

水の教会

場所:北海道勇払郡 占冠村中トマム