高橋あや子|スタッフ
名建築を訪問してきました!
こんにちは!デザイナーの高橋です!
少し前になりますが、愛知県犬山市にある『明治村』に行ってきました。
今回の目当ては、約100年前に建てられた歴史的名建築、旧帝国ホテルです。
近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計したことで知られていますが、老朽化に伴い 1967年に惜しまれつつ解体されました。
現在は象徴的な中央玄関~ロビーの一部のみが明治村に移築・複元されています。
学生時代の教科書やテレビの特集で目にしていた依頼、いつか本物を訪れたいと思っていた場所なので、念願叶っての訪問となりました。
エントランス周りだけならほんの1部だろうと思っていましたが、実物を目の当たりにすると、想像以上のスケールと圧倒的な存在感でした。
今回の訪問で特に心に残った2つの見どころを紹介いたします!
1.圧迫と解放の建築設計
まず印象的だったのは、空間の構成です。
エントランスの天井はあえて低く設計されています。
入り口をくぐるとただでさえ低い天井を感じながら、階段を上がることになり、さらに天井がぐっと迫ってくるような感覚を覚えます。
しかし、その先のロビーへ進むと、一気に大空間が広がります!
この圧迫感からの開放感は、ぜひ現地で体感していただきたいポイントです!
一般的な一階、二階という単調な概念は無く、エントランス横の洞窟のような階段を抜けると、さらに新しい空間が広がっていきます。
『こっちに進むとどこにつながっているんだろう・・・』とワクワクしながら、探検したくなる仕掛けが詰まっていました。
スケールこそ違えど、こうした視線の抜けや空間のメリハリといった考え方は日頃、私たちが手がける住宅設計にも深く通ずるものがあると改めて実感しました。
2.圧倒的な装飾日と居心地の良さ
もう一つの魅力は、建物全体を彩る繊細な装飾の数々です。
全体にふんだんに使われている大谷石、その一つ一つに美しい装飾が施されています。
これまでも旅行先で、豪華絢爛な建物を数多く見てきましたが、 それらとは一味違うの圧巻の装飾美でした。
これほど豪華な空間でありながら、どこか落ち着く心地の良さを感じられるのは 石・レンガ・木材といった自然素材で構成されているからだと感じました。
また、窓辺に施された1㎝角ほどの小さなステンドグラスにも、心を覆われました。
外から見ると光の加減でキラッと輝き、小さな要素でありながら、 大きな存在感を放っています。
細部へのこだわりが全体の美しさを形作っていました。
映像や写真だけでは伝わらない、建築の本質を肌で感じ、とても刺激を受ける旅となりました。
名古屋方面へお出かけの際は、ぜひ明治村まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか ?
おわりに・・・
今回装飾に使われていた大谷石の採掘場(栃木県)にも数年前に訪れたことがあるのですが、そこもまるで日本とは思えない異世界空間が広がっていて、おすすめです。
名建築と素材のルーツを巡る旅も、また違った面白さがあります。
高橋
続きは、リノベスランドで
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