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- 種別
- 注文住宅
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- エリア
- 札幌市北区
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- 家族構成
- 大人2名
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- 面積
- 86.94平米
たくさんのお話を重ねて、佐々木さんらしいお家を一緒に作っていきます。まず土地の条件をベースに、建物の形状や間取りなどを決めていきます。
佐々木さんが考えられた理想の間取りをお持ちでしたので、まずは検証することに。主なご要望は、吹き抜けが欲しい、防犯面を考慮したい、除雪の負担をなるべく抑えたいという点でした。雪が多い北区での除雪作業を緩和させるためカーポートの設置も考えましたが、面積の基準をオーバーしてしまう問題がありました。そのため1階をピロティにして駐車スペースを確保。建物の形状が四角のままだと、北側斜線制限という建築基準法に引っかかってしまうため、屋根形状を三角にし、建物の角の高さを下げることでクリア。建物をライン際に配置できました。
また2階を三角にすることで、吹き抜けに近い開放感を得ることができました。ご要望と検証を繰り返し、一つ一つ紐解いていきます。家の形からも佐々木さんらしさが現れています。
佐々木さんと出会ったときのお話です。
「土地からの家探しなので、まず建売を見学しましたが、気にいる物件がなかなか見つかりませんでした。私が欲しいのは注文住宅なのかな?と思い、ハウスメーカーを調べたのですが、床材や設備等の仕様の選択肢はパターンの中から選ぶしかなく、その他はオプションになるような会社がほとんどでした。ローコストの会社や工務店も調べましたが、それぞれ違う人が住むのに施工事例の雰囲気が似ており、なかなか好きに作ることはできないのかな?と、どうしていいか悩んでいました。
そんな時にRENOVESさんを見つけ、施工事例を見ると事例ごとに全てが違い、すごく興味を持って見学してみたいと思ったんです。」
施工会社のテイストの家に住むのではなく、自分色の家に暮らしたい。そんな想いを胸にRENOVESとの家づくりをスタートすることになりました。どのお部屋も、どの部分も全て同じ熱量で全部の時間を平等に費やして考えたことから「TIME」という名前に決められました。(お風呂だけはスピーディに決定しました笑)
RENOVESの考えるあなたらしい家づくりでは、お使いいただく素材もあなたの考えにぴったりなものを自由に選ぶことができます。それはとても楽しい時間でもあり、とても悩ましい時間でもあります。
リビングに採用を決められた床材をベースに、洗面・ユーティリティ・キッチンの床材を決めるシーンです。「グレー」という一つの言葉でも、決してひとつではありません。そこで設計の高田と澤木は、あらゆるメーカーのフロアタイルのサンプルを集めて、佐々木さんと一緒に「グレー」の検証をすることにしました。濃いグレー、淡いグレーなど色の違いはもちろんですが、模様も様々。選択肢は限りなく多い状態です。この中から好みに合うグレーを見つけていく作業をしていきます。全体のバランスを考慮して、悩みながらも佐々木さんが好きなグレーを見つけていただきました。
私たちは、お客様が考えられる理想に少しでも近づけるよう、お手伝いさせていただきます。
ご主人
打ち合わせの1回1回が長くなってしまいましたが、最後まで誠実に付き合ってくださり感謝しております。とにかくスッキリしていることや、物の置き場が全て考えられている暮らしを目指しました。家づくりで大切にしたことは、外観、全ての部屋や素材や色使い、家具や雑貨の一つに至るまでを妻と納得して決めること。変な妥協や諦めをするくらいならRENOVESさんに頼む必要はなく、極論賃貸のままでもいいとも思っています(今の賃貸もお気に入り)。新居の全ての場所が気に入っていますが、強いて挙げるならダイニングと玄関です。milliさんの家具と、木製の玄関ドアを毎日使うと思うと嬉しくなります。引越しても、特段と変わったことはなさそう。普通に2人で家でゆっくり過ごしたいですね。料理と洗濯とか。春になって暖かくなったら一緒に洗車もいいですね。
奥様
家づくりは、決めることが多く大変でしたが、調べ上げるのが好きなので私は楽しかったです。生活空間はアパートサイズで、収納や家事・雪かきなど日常でストレスを感じないことや、キッチンから「朝だよー」と叫べば寝室に聞こえる距離感の暮らしを目指しました。お気に入りの場所は、ダイニングです。東の窓から入る日の光で、朝ご飯を食べる時間を想像できました。でも他の場所も全て気に入ってます。打ち合わせで印象的だったのは、最初の提案図面の中に三角柱の家があった事。そしてその三角をしばし引っ張り、どこかに斜めを残したくなった事(屋根以外で)ですね。雪が解けたら、庭をつくれたらいいなと思います。今と変わらず二人でのんびり映画を見たり、一緒に洗濯をしたり普段の時間を共有していきたいです。住んだらすべての部屋で寝そべったり小躍りしたいと思います。