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- 種別
- 戸建リノベーション
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- エリア
- 江別市
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- 家族構成
- 大人2名+子ども2名
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- 面積
- 104.68㎡
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- 築年
- 昭和53年7月
「仕事の関係で関東に住んでいて、実家である北海道に定住を考えています。遠方に居ながらもリノベーションで住まいを持つことは可能でしょうか?」とご相談いただいた菱谷様ご家族はご主人、奥様、11歳と6歳の可愛いお嬢様たちがいます。お子様の成長にあわせて定住される場所を地元北海道に移り住むことを決められたそうです。
菱谷様ご夫妻の希望は、注文住宅で自分たちのスタイルに合った暮らしをすること。お住まいのイメージを膨らまるために購入された雑誌で特集されていたのが聞きなれない「リノベーション」という言葉でした。「最初は、家を買うなら注文住宅だと思っていましたが、経済性とデザイン性を両立できる中古住宅とリノベーションという方法に興味を持ちました」
お住まいについてのご相談時に活用したのがテレビ電話ができるSkypeでした。関東と札幌をテレビ電話でつなぎ、リノベーションのご相談をさせていただいたのは私たちも初めての経験でした。菱谷様のお住まいに対するお考えや、ご夫婦のご趣味、新しくお住いになられる家でどのような暮らしをイメージされていらっしゃるのか、ディスプレイを通じてじっくりとお聴かせいただきました。
お住まい探しを初められて一ヶ月と少し経ったある日のこと。リノベーションの素材として見つけられたのは江別市にある日当たりの良い昭和53年の建物でした。建物調査や不動産契約などのサポートをさせていただき、リノベーションのプランニングに進みます。
「服や雑貨などの色の組み合わせが楽しくて、何度も試したりするんです。その中で相性の良い組み合わせを見つけた時に喜びを感じます」と奥様。そんな色に対する想いを込められお住まいのテーマを「IRODORI」と名付けられました。
濃い目のグリーンに彩られたリビングドア。淡いブルーの壁紙でゆるく仕切らられているのは、ゆっくりと寛ぐ癒しの空間と、生活の動線をまとめた空間です。キッチンや洗面化粧台に設えたタイルも塗装との色の組み合わせを楽しまれました。
コーヒー好きなご夫婦。寝室から続く約6帖ほどのバルコニーで、ゆっくりと朝コーヒーを楽しまれるそう。「たっぷりと差し込む光を感じながら、心地良い時間を過ごすなんて夢のようです。」