NICHE

Data
  • 種別
    マンションリノベーション
  • 家族構成
    大人2名
  • 面積
    106.12平米(32.10坪)
シンプルながらも心地よい温かさのある場所

お気に入りのモールテックスで仕上げられたキッチンの前に広がる圧巻のリビングダイニングは、川村さんの生活を豊かにしてくれる場所。仕事で疲れた日には、ソファにごろんと寝転がりながらテレビを観たり、大好きなお酒を楽しむこともあるかもしれません。

シンプルでスッキリと、だけどたくさんのこだわりと好きが詰まっている。どんなシーンにも、どんな気分の時にも寄り添ってくれる空間になりました。

隣接するお母さまのお部屋とは、ガラスにもこだわった室内窓で繋がっています。同居されるお母さまとそれぞれの時を過ごしながらも、さり気なく気配を感じることができる、どこかホッとする素敵な場所です。

植物や夜景、私に静かな癒しをもたらすもの

昔から、お母さまがお花や観葉植物を育てることが好きだったこともあり、川村さんのお家には独立した植物スペースが設けられました。リビングダイニング・キッチンそれぞれと繋がっていて回遊できる点もポイント。

実はここ、日中はぽかぽかとした温かな日差しに包まれ、居心地の良い空間。休日には、チェアに腰掛けて陽だまりに包まれながら、ゆっくり読書を楽しむこともできそうです。夜になると窓の先にひっそりと顔を覗かせる夜景。ここでの晩酌の時間は、いつもの1杯を特別なものにしてくれそうです。

洗練されたデザインとバリアフリーが調和する暮らし

川村さんとの打ち合わせで、深く印象に残っていることは、隅々まで納得するまでこだわりをもって決められていたということ。

柄や色のトーンを抑え構成されたお家の中で、真鍮のゴールドで統一された細かなパーツがさり気なく彩りを添えています。要所でアクセントになりながら、空間全体を上品な佇まいに仕立ててくれています。

一方、お母さまの暮らしに寄り添い、お家全体がゆとりのあるバリアフリー仕様であることも注目すべきポイントです。広く設けられた廊下や、川村さんとお母さまの家事に寄り添った生活動線。視界に入る場所に設置された手摺には、周囲のパーツとトーンを合わせ、ゴールドの塗装が施されています。上品な佇まいの中にうまくバリアフリーが調和した唯一無二の空間です。

担当デザイナーよりメッセージ

「広く明るく、風通しの良い家にしたい」というご要望をいただくことがよくあります。しかし、「明るく」と言っても、光の入る窓の位置や部屋の配置を考える必要があります。「広く」と言っても、空間の抜け感の作り方や梁や柱の配置、色彩の選び方などが関わってきます。「風通し」を良くするためには、扉や窓の位置関係を整理することが必要です。それ以外にも、収納や動線など検討すべき項目は多岐にわたります。

川村さんはこれらの要素を幾度となく深掘りしていくことで、極力無駄を省き、シンプルでありながらも細部まで考え抜かれた家を実現されました。川村さんにとって、家とは心からリラックスできることが非常に重要だったのだと思います。

また、同居されるお母様のご意向も大切にされました。お母様がご高齢であるため、水回りや手すりの使い勝手には特に時間をかけて検証しました。さらに、リビングの奥にはお母様が趣味としている園芸を楽しむスペースも設けました。このスペースは、川村さんにとっては夜にお酒を楽しむBARのような役割も果たします。

これから完成したお家で、大好きなお酒を楽しみながら、お家時間を満喫していただければ嬉しいです。

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