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- 種別
- マンションリノベーション
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- エリア
- 札幌市中央区
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- 家族構成
- 大人2名
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- 面積
- 81.90平米
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- 築年
- 1982年11月
ご夫婦が、お家のタイトルに選ばれた「little go」。このワードには、「少しずつ」や「ちょっとずつ」といった意味があります。「大きく頑張らずに、肩の力を抜いて、小さくコツコツ!毎日の暮らしにある、小さな楽しみを見つけていきたいです。」奥さんの綾子さんが、テーマに込められた想いを聞かせてくれました。休日には自転車で二人揃ってサイクリングをしたり、お弁当を持って近所の公園に散歩やピクニックに行くことがお好きなお二人。そんな趣味が似合う優しくて穏やかなお二人に、お打ち合わせ中からスタッフも何度も癒やされていました。インドアな趣味が多く、「今よりも家でまったりインドアに過ごしている姿が浮かびます。」とご主人の隆史さんは新しい暮らしを想像します。
これからお二人が共に時間を過ごす新居は、豊かな山々の緑に囲まれ、近所には大きな公園も多く自然や四季の移ろいを肌で感じることができるぴったりな場所。「新しい場所で私たちらしく、私たちの歩幅で、肩肘張らずにゆったりと暮らせたら…。」お二人が新しい生活への一歩を踏み出します。
今回、お家の裏テーマの一つとされている「リラックス&ワーク」。お家の中に敢えて真っ白なクロスを使わず、よく見ると分かりますが、大部分には薄いグレーのクロスが貼られています。真っ白なクロスと比較すると、お部屋全体の雰囲気がどこか落ち着いた大人な印象に。陽の光や照明、光の照らされ方によってその時々で表情を変えるのも、趣があるポイントです。落ち着いたトーンでまとめられたキッチンやリビング・ダイニング、そして寝室。そんな中でもお二人がお気に入りになりそうな場所がリビング。隆史さんの趣味である「きくもの、よむもの、みるもの」そして「日々の乾杯」。綾子さんが大好きな「ソファでゴロゴロしながら海外ドラマを観て、アイスを食べる時間」。
いつもと変わらない何気ない日常や趣味の時間を、グッと贅沢なものにしてくれることでしょう。「新居でもきっと今までと変わらず、近い距離だけど別々の過ごし方というのが我が家らしいです。」綾子さんはそう微笑みます。
洋服や靴が大好きなご夫婦。お打ち合わせにいらっしゃるお二人のファッションがとても素敵だったのが印象的です。家づくりにおいても、細かな色のニュアンスや見た目のセンスが抜群でした。もう一つのお家の裏テーマ「大人ポップ」。シックにまとめられたリビングや寝室とは対象的に、洗面スペースに施されたビタミンカラーのイエローや、トイレのクロスに選ばれた淡いピンクのクロス。お二人の抜群のセンスを活かし、少しくすんだ色合いを選ぶことで、華やかながらうまく空間に調和、さらにはお家のアクセントの役割も果たします。
とあるマンションの一室、一つの空間で暮らしながらも落ち着きや癒やし、時には明るく元気な気分など、様々な感情を与えてくれる素敵な空間に仕上がりました。「時間を経っても愛することができるかどうか、長く愛着が沸くかどうか。」ご夫婦が大切にされていた気持ちやこだわりがお家を彩っています。
何度も打ち合わせを重ねましたが、細かい箇所まで話し合いができましたし、良い雰囲気で進んでいきました!(隆史さん)
気持ちの中のいろんなイメージを引き出してくれました!どんなものが好きなのか、細かな色のニュアンスなど拘りたいところは一緒に悩んでくれました!打ち合わせが続いた時は頭の中がいっぱいいっぱいになりましたが、宮島さんもハタノさんも私のまとまらない話をなんども検証してくれてとってもありがたかったです!(綾子さん)
長い時間の打ち合わせの時でもスムーズに話が進んだりと、スタッフの皆さんとわいわい賑やかに楽しみながら進められたことです!(隆史さん)
長時間の打ち合わせが何回かあり、部活の合宿かと錯覚するくらい真剣に取り組みました(笑)。おうちに関係のないフリートークも毎回とっても楽しかったです!(綾子さん)
迷ったらココ!と教えてあげたいです!!(隆史さん)
おうち作りは大変だけど、形になっていくのがとってもワクワク!充実感があります!(綾子さん)
「白ではない。」最初のお家づくりのスタートはこの言葉から始まりました。シンプルではありつつ面白さを加えたい。絶妙なセンスとバランス感覚を上手く汲み取る打合せはとても楽しかったです。
DJブースや水回りや収納、寝室の配置計画はマンションならではの配管や梁などの構造物を上手く取り入れて自然光や通風を考慮しつつ間取りを計画していきました。
テーマとされていたアメリカンヴィンテージなデザインをまとめていくため弊社でインテリアなどもご提案させていただきました。トータルでご提案させていただくことでとても統一感のある空間となりました。
設計:宮島義直