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- 種別
- マンションリノベーション
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- エリア
- 札幌市西区
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- 家族構成
- 大人2名+犬
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- 面積
- 87.65㎡
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- 築年
- 昭和54年12月
お夫婦と愛犬で暮らしていらっしゃる水野さん。交通便やお買い物など利便性の良い地域に住みたいというご希望から、中古マンションを購入してリノベーションをされることになりました。一緒にお探しさせていただいたマンションも無事見つかり、具体的なリノベーションの計画を練っていきます。
奥様がご準備されたのは、自分の好きが詰まったリノベーションノート。クラフト紙で作られたお気持ちのこもったノートです。
中古マンションをお探しさせて頂く間も、RENO CAFEに何度も通っていただき、暮らしのことや好きなことを一緒にお話し合い、水野さんの想いを共有させていただいておりました。素材となるマンションが決まった段階で、改めて方向性の確認を行います。
カタログや雑誌、そしてスキを集められたクラフトノート。そのひとつひとつを吟味しながら、検証を重ねていきます。
繰り返し行われたミーティング。全体の仕様が確定するまで、何度も。
股関節の弱い愛犬のために何度も床材のサンプルを取り直したことも、リノベーションの良き思い出です。こうして悩む時間こそ、実は大切な時間なのかもしれません。
リノベーションの仕上げの段階に入ってきた頃、計画していたご夫婦でのDIYがスタートしました。水野さんが挑戦されるのは、リビングにある1面の壁です。コテを使って塗り壁に仕上げていきます!
前日はインターネットで塗り壁の動画を拝見されたそう。簡単そうに塗っているのを見て、イメージを膨らませていましたが、塗り始めるとなかなかイメージ通りには行かなかった様子。
「こうやって塗るのかな?」
「こっちのほうが塗りやすいね、ほら」
と、ご夫婦の和気あいあいとした声掛けがDIYを一段と楽しくさせます。
コツをつかみ、だんだん上達していくお二人。両端から始められた塗り壁が、真ん中に向かって白く色を変えていきます。
奥様が大切に使っていたアコースティックギター。使う頻度が少なくなり、押し入れの中に大切にしまっていました。ギターをディスプレイの一部にできないかと発案をされ、建具職人に相談することになりました。
建具屋さんにてギターの検証からスタート。
まずは、ギターの中ってどうなってるの?という構造を理解するところから始まります。職人さん同士で会話を重ね、ある程度構造を理解した上で表面の側板を取る作業を開始します。
「へー! ギターってこうなってるんだ」
「なるほど、こういうことね。ふむふむ」
というシーン。
建具職人さんたちは、とても研究熱心。細かいところが大好きな方たちです。あとは棚を取り付けて完成。愛着のあるギターが、建具職人の手で生まれ変わりました。これもリノベーションですね!