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- 種別
- マンションリノベーション
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- エリア
- 札幌市中央区
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- 家族構成
- 大人2名+子ども1名
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- 面積
- 81.42平米
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- 築年
- 平成4年7月
奥様が大の日ハムファンということもあり、影響を受けられてご主人様も大好きになられました。そこでいつでもどこでも野球中継を見られるようにしたいということで、綿密な配管計画が行われることになったのです。
野球中継はテレビ、インターネットを使い分け、どちらも見れて且つどの部屋でも見たい、究極は風呂でも見たいというご計画。実現するにはHDMIケーブルを分配器やセレクターを通して配信し、配管を経由して各部屋に届けることが必要です。この実現方法をご主人様自ら配管図を作成し、実現に向けて現地の職人と一緒に打ち合わせを行い、実現をしました。
「考えを具現化し実現するまできっちり考え抜くこと、そして伝える努力が大切だと思います。」とご主人様。ちなみに電気の職人と直接お打ち合わせされたお客様は廣川さんが初めてです(笑)
ご夫婦ともに焼酎が大好きな廣川様。新婚旅行の行き先は、九州酒蔵巡りをされるほど大好きなご趣味です。
ご主人様がDIYで作られた素敵な焼酎棚もあるのですが、コレクションが増えてこられたこともあり、新たに棚を設けることにしました。通っていらっしゃる大好きな居酒屋さんをモチーフに設計した棚は、54本収納ができる設計。なおかつ窓際はカーテンボックスにもなっているスグレモノ。そして地震がおきても棚から落ちないように、綿密な設計が施されています。
打ち合わせテーブルの真中に一升瓶を置き、どの形状にすれば入れやすく、かつ落ちないのか。あらゆる角度から検証を重ねて作成した棚は、焼酎コレクションを見せながら楽しむという廣川さんらしい逸品となりました。
インターネットは、パソコンやスマートフォンのものだけではありません。わたしたちの身の回りのもの、例えば自動車、テレビ、カメラなど様々なものがインターネットとつながるようになり、IoT(Internet Of Things)と呼ばれるようになりました。
暮らしの中にいち早くIoTの仕組みを取り入れようと考えられた廣川さん。挑戦されたのは天井に取り付けられた電球の色をパソコンやスマートフォンから自由自在に色や照度を変更できるようにされました。
またコンセント部分にもIoTのアイテムを設置され、消費電力が細かく記録できる仕組みも取り入れられました。
ご主人
とにかく楽しかったですね。RENOVESのみなさんは、人が温かくアットホームで何でも相談がしやすかったです。気づけば打ち合せの時間が楽しみになっていました。
一番気に入っている場所は、キッチン前の収納とDIYで制作した焼酎棚の前の「角打ち」と名付けた場所です。我が家の飲み会ではよくあることなんですが、棚にある数ある焼酎を立ちつつ、うんちくを言いながら試飲してもらうスペースです。だいぶ悩みましたが、お酒を注ぐスペースとしては最適なレイアウトになったと感じています。手の届く位置にお酒の棚、キッチンの蛇口、酒用食器棚、ミニ冷蔵庫があるので、思う存分お酒を楽しめる環境ができました。
住み始めてもやりたいことがまだまだあります。主にIoT用のセンサー類の開発、設置を行い、人の移動に合わせた機器のOn/Offさせることやスマートスピーカー対応、我が家専用のスマートデバイス用アプリを開発して一つにまとめて操作できるようにする予定です。
奥様
どんなことでも「No」と言わず、楽しみながら一緒に考えてくれるので、自分の思いを伝えやすかったです。RENOVESに出会えて良かったです。
どこにいても家族を感じられる暮らし方だったり、家に帰ってくるのが楽しみになるようなワクワクする暮らし方をイメージして、打ち合わせを進めてきました。夫婦ともに後悔しないように、焼酎棚やIoTの器具等にはとことんこだわりました。一番のお気に入りの場所は、景色の良いリビングです。窓から見える風景は、このマンションを購入したきっかけでもありました。夜景を見ながら好きなおつまみを揃えてゆっくり焼酎を楽しみたいですね。
家づくりの中で特に面白かったのは、打ち合わせを重ねるうちに、夫がどんどんIoTの知識をつけていき、専門的になっていったことです。自宅にはたくさん工具や物品が届きました(笑)実際に住み始めたら、友人をたくさん呼んで焼酎パーティをしたいです。リビング、バーカウンター、和の空間などそれぞれ好きな場所を見つけて楽しんでもらいたいと思っています。