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- 種別
- 注文住宅
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- エリア
- 札幌市清田区
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- 家族構成
- 大人2名+子ども2名
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- 面積
- 97.62㎡
長野さんは、30代のご夫婦と、小学生になるゆうとくん、妹のあすかちゃんの仲良し4人ご家族です。
以前開催させていただいた住宅のモデルハウス「かもめさんの家」にご来場していただいたのが、初めての出会いでした。
「今までもたくさん住宅を見てきましたが、『こんな家に帰ってきたいなぁ』と思えた家は、かもめさんの家だけでした」と、おっしゃって下さったご主人様。
こんな楽しい家づくりがリノベーションで実現できるならと、住み慣れた清田区で中古住宅探しをスタートされることになりました。
一年半に及び中古住宅探しをさせていただきましたが、最終的に長野さんが選ばれたのは昭和47年築の住宅でした。
価格・立地・広さ、環境・陽当たり共に申し分ない情報だったため、すぐに建物の構造等の調査を行わせていただきました。
結果、残念ながら基礎の状態が悪く、リノベーションを行うには適さない住宅という判断が下されてしまいました。そこで考えたのが、この古い住宅を解体して、新築をするという方法でした。
理想の暮らしのイメージをしっかりと描いていらっしゃった長野さん。ご要望をもとにプラン練られていきます。
ここであれば予算の範囲で思い描いていた暮らしが叶えられそうということで、リノベーションを諦め、ご新築をされることに決められました。
独自の世界観をお持ちの長野さんとのプランニングは、とても楽しいものでした。
「この窓から外で遊んでいる夫と子供に、おやつを差し入れしたいんです」
「朝は、この窓から差し込む朝陽を浴びながら歯磨きをしたいですね。だとすると窓の高さは~。。。」など、毎日の暮らしのシーンを思い描きながら、住まいづくりに積極的に参加してくださいました。
「自分が気に入ったものがなければ、多少不便でも無理して買いません。
本当に心からスキといえるものに出逢えるまで待つんです。」
という価値観を教えて下さったのは、センス抜群の奥様です。
そんな長野さんが選ばれたダイニングテーブルとイスは、まさにずっと欲しかったとおっしゃる大阪に工房を持つTRUCK FURNITURE製。
その重厚感漂う家具を引き立てるのは、色味や張り方にもこだわって選ばれた無垢の床材です。
また、開放感のある大きな吹抜けの窓からは、温かい光がこぼれ落ち、リビングで過ごすご家族を優しく包みこんでくれます。
天井では、存在感のあるダルトンのファンが、悠々とその羽根をまわし、さらに心地よい居住空間を演出してることでしょう。こうして、シンプル且つオリジナリティあふれる、ハンサムなお住まいが完成いたしました。
奥様が作っておられた「住まいづくりノート」の1ページ目には、こんな言葉が書かれていました。
「前からそこにあったような住まいを…。」
「完成した時に100%ではなく、住みながら形にしていく。」
これから繰り広げれる、たくさんの暮らしのシーンが浮かんできます。家族団らん、寛ぎの時間。はじける笑顔。かぞくの笑い声。
毎日の暮らしを通して、「長野さん流の住まいの形」がどんな風に進化をしていかれるのか、私達も楽しみです。