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- 種別
- マンションリノベーション
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- エリア
- 札幌市中央区
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- 家族構成
- 大人2名
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- 面積
- 81.47㎡
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- 築年
- 平成4年7月
「かっこいい男前な感じが、たまらなく好きなんです。」
それは仕様を決めていくミーティングの中、西さんから出てきた言葉。黒という色も普通の黒ではなく、深い深い黒だったり、キッチン前のカウンターも通常の厚みよりも2倍ほどに太くしたり、制作したリビングドアも色だけではなく鉄粉を混ぜた塗料で仕上げるなど、随所に男前らしさを演出しています。
リビングドアの中に入れた模様のあるガラス。夕方になると窓から夕日が差し込み、廊下の壁に美しい模様が映し出されます。一日のある間にしか出会えないこの時が、愛おしくてたまらないとお話してくれました。
寝室とリビングの間のガラスも6枚すべて一枚ずつ選んで決めました。
「夜になり寝室が灯されると、ガラス一つ一つに表情が出てきます。それを見るたびに、『あぁ、いいなぁ』と小さな幸せを感じます。」
パントリーはお気に入りのお鍋コレクション
キッチン後ろのパントリーでは、キッチンを斜めにしたことで生まれたスペースを活用して、大好きなお鍋を飾る専用のスペースを設けられました。大小のル・クルーゼやストウブ、柳宗理のすき焼き鍋など、料理の内容やシーンに合わせてお鍋を選ぶのも格別なひとときです。
奥様だけの特別な空間にしたいと天井には特別なクロスを選ばれ、独自の世界を楽しんでいます。
リビングに抜ける通路沿いにつくられた飾り棚には、センス溢れる道具や雑貨が美しく並んでいます。ここに飾るものを探して、街にブラリと出かけられることもあるそうです。
四季折々、季節のものを入れ替えたり、旅行先で見つけたお気に入りのものを飾ったり 。
「次は何を飾ろうかな?」
そんなインテリアを考える時間が、また日々を楽しくさせます。
「夫とも話していたのですが、ありきたりは嫌だねって。せっかく家を作るなら、自分らしく好きなものに囲まれた暮らしがしたいと考えていました。社宅生活が長かったこともあり、周りの友人の家づくりをよく聞かせていただいたり、家に遊びに行かせていただいたりと、だいぶ勉強をさせてもらえたと思っています。」
「RENOVESさんにたどり着くまでに、様々なリノベーション会社に行きました。自分のやりたいことを伝えたのですが、なぜか良い返事はもらえず…。こうしたい!という希望を伝えても、難しいですねとか、既製品しか選びませんという回答で何度もしょんぼりしました。でもRENOVESさんは私の気持ちを否定せず、全部聞いてくれました。私のこうしたいという希望をもとに、一緒に答えを考えてくれて。そのやりとりがとてもワクワクしましたね。毎回の打ち合わせがとても楽しみでした。」
「キッチンをやや斜めにして、リビングを見渡せる感じに。両方の窓から光がたっぷり入り込んで、気持ちの良い部屋になりました。食事はダイニングテーブルをおかずに、キッチン前のカウンターで。ひとりずつ、お好きな椅子を購入しました。照明も予てから憧れていたルイスポールセンです。お気に入りに囲まれて、食事やコーヒーを楽しむ時間は、心を癒やしてくれる大切な時間です。」
「家づくりは、たくさん考えて考えて、納得して作りました。だから何の失敗もないし、何も後悔していない。しかも、住んでみて気づいたのはどんどん愛着を感じるようになっていることです。これからの暮らしも楽しみでしょうがないです。これから家を検討される方に伝えたいことがあります。それは絶対に自分の好きを諦めないことです。長く暮らす家だからこそ、こんな風にしたいという強い思いを持って家づくりをされることが、毎日の幸せにつながると思います。」