Rire

Data
  • 種別
    戸建リノベーション
  • エリア
    札幌市北区
  • 家族構成
    大人2名+猫2匹
  • 面積
    110.51㎡
  • 築年
    昭和58年8月
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家の半分が土間

お会いして土地を探して約半年後に、この運命的な中古住宅と出会いました。ここでどんな暮らしをしていきましょうか、というお話をお聞きしたところ、

「靴を履いたまま土間でテレビがみたい」「家の中からすぐに外に出られる家にしたい」「古材などもうまく活用していきたい」「自分たち仕様の素材にこだわっていきたい」というご要望でした。

一緒に導き出したプランは、玄関から家の一番奥まで靴のまま入れるような、【家の半分が土間】のお家でした。

素材選び

もともと歴史のある古いものの活用に興味があった中野さん。お家を解体したときに出てきた構造材や屋根の板を、新しいお家でも吹抜けやキッチン背面の扉、壁の仕上げ材として再度活用しました。

その他にも1階の壁部分は塗り壁、キッチンはオールステンレス、塗装の色、などひとつひとつ沢山の選択肢の中から時間をかけて吟味していきました。

チャレンジ

私達のお話を少しだけ。

1階の土間との堺が曲線ということもあり、2階のホール部分の壁もお客様と一緒にお話して曲線にすることになりました。そこで、「吹抜に面して開いたり閉じたりできる扉を付けたい」というご要望が中野さんからありました。曲線の壁に曲線の扉、、、私達も未経験でしたが、建具職人さんと色々相談して出来そう!ということで制作がスタートしました。

また暖房のお話をしているときに、家の半分が土間ということもあり、土間部分に床暖房を入れるだけでコンクリートが蓄熱して暖まるのではないか、というお話に中野さんとなりました。暖房効率とランニングコストとの関係を研究している専門家と打ち合わせを行い、通常のパネルヒーターと変わらないという確証をいただけたので、中野さんの1階部分にはパネルヒーターは一つもありません。

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