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- 種別
- 戸建リノベーション
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- エリア
- 札幌市南区
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- 面積
- 119.24平米(36.07坪)
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- 築年
- 昭和56年
両親や祖父母から受け継いだ大切なご実家のリノベーションを想定した、戸建リノベーション「Tadaima」。築40年ほどの平屋が機能性・見た目ともに新しく蘇りました。
幼少期に広い庭や豊かな自然に囲まれた環境で育った記憶やご自宅の庭で家族でBBQをした記憶。そんな光景を思い出す方は少なくないかもしれません。大人になった今“札幌の市街地から少し離れるからこそ叶う、豊かな自然に囲まれた暮らし”を実現してくれるような居心地の良い空間が生まれました。
ただいま。
何年経っても、ここで暮らすご家族の帰りを温かく迎えてくれる場所。きっとそんな空間になるはずです。
戸建リノベーション「Tadaima」の大切なコンセプトの一つ、「食の時間が豊かになる暮らし」。
ご家族で食事を摂る時間はもちろん、その支度の時間から五感がワクワクするような空間を目指しました。キッチン上の天窓から望む青空や、視線の先に広がる広い庭。寒い日には薪ストーブの炎を眺めながら料理をする日もあるかもしれません。
家の中心にキッチンを設けたことで、ご家族の様子を眺めながら家事をすることができそうです。きっとこの場所は、毎日の食の時間をより一層豊かなものにしてくれることでしょう。
LDKから続く、ひと際異彩を放つ空間は通称「NAGARA BAR」。この空間の使い方はまさに十人十色です。夜にお酒を飲み“ながら”ふと一日の出来事を振り返ったり、淹れたてのコーヒーを飲み“ながら”読書の時間にふけったり。アウトドア好きの方はここに自慢のグッズをディスプレイする方もいるかもしれません。
敢えて用途を定めない、平屋の中のこの空間はきっと毎日のシアワセを満たしてくれる場所になるはずです。
あなたならここで、どんな「ながら」時間を過ごすことができそうですか?
会社として初めてとなるモデル住宅、そしてアンダー30スタッフでの企画や設計と前例のないことばかりだったので、様々な方の支えがあってようやく完成することができました。ただ前例がないだけに自由に企画や設計をすることができたので、普段はご提案できないような実験的な試みもすることができ、見所たくさんのモデルをつくることができたのではないかと思っています。これからお家を考えているお客様の実家リノベーションを検討するきっかけの1つになってもらえたら嬉しいです。
デザイナー:小川航輝
実家リノベーションを想定した一連のプロジェクトの中で、現地のインテリアのコーディネートやスタッフブログ・SNSを使った広報を担当させていただきました。「食の時間が豊かになる暮らし」、「帰りたくなる場所」。これまで私たちメンバーが大切にしていたコンセプトが徐々に目の前で仕上がっていく過程、そしてこれから皆さんにお披露目できることに今とてもワクワクしています。「ただいま」。ここに帰ってくるとどこか懐かしくホッとするような、優しく温かみのある空間になったと思います。ご来場いただいた方にはご自身だったらここでどんな暮らしをしたいか、ぜひ住まい手になった気持ちでご覧いただけると嬉しいです。
コーディネーター:三上颯太
入社後、私がはじめて担当した現場でした。わからないことだらけでしたが、先輩方や業者さんの大きなサポートの下無事完成し、完成見学会を開催することができそうです!アンダー30のメンバー全員で意見を出し合い、それぞれの想いを形にしていく中で「家づくりの楽しさ」や「家づくりの奥深さ」を感じることができました。私のイチオシポイントはBARスペースです。shopbotで制作した古材を使った家具が良いスパイスとなり、とてもいい雰囲気になっています!
ディレクター:和多田賢人
今回の「Tadaima 」では、インターン生として初めて住宅づくりに参加させていただきました。入社前にも関わらず自分が書いた図面が実物になるという貴重な経験をさせていただき、これからの仕事がさらに楽しみになったと同時に責任感を持つことができました。このお家の1番の顔でもあるBAR空間は、図面を書いている時からワクワクが止まりませんでした。どのように使うかは人それぞれ。イベントにいらした際は、是非皆さんも自分だったらどう使うかを想像しながらワクワクしてみてくださいね。
インターン生(デザイナー):竹田春陽