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- 種別
- マンションリノベーション
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- エリア
- 札幌市中央区
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- 家族構成
- 大人2名
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- 面積
- 81.31平米
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- 築年
- 昭和57年
家づくりを振り返りながら、勇希さんを紹介します!
勇希さんの趣味や好きなことはなんですか?
穏やかに過ごすこと。
新居でお引越し後、真っ先にしたいことはなんですか?
自分達の荷物を収納し、本当の意味で我が家を完成させたいです。
RENOVESとの家づくりを振り返っていかがでしたか?
自分では形に出来ない漠然としたイメージが打ち合わせ毎に図面、実物となる過程が楽しく、毎回の打ち合わせが楽しみでした!
これから家づくりをスタートされる方にメッセージをお願いします!
自分の家づくりをスタートすると、やりたい事をたくさん詰め込めたくなりがちですが、それが本当に暮らしに必要なのか?全体のバランス・調和が取れているのか?立ち止まることも必要だと思います!RENOVESさんとの打ち合わせはそんな問いかけを考える貴重な機会になりました。
家づくりを振り返りながら、望さんを紹介します!
望さんの趣味や好きなことは何ですか?
動物の赤ちゃん、うどん、コーヒー、散策、睡眠、服
家の中でお気に入りになりそうな場所と、その理由を教えていただけますか?
すべてが当然にお気に入りですが、NOOKやDENといった今まで住んできた部屋にはなかったところで過ごす時間がとても楽しみです!
両方とも夫婦で取り合いになるのでは、と思っています。
RENOVESとの家づくりを振り返っていかがでしたか?
人生において自分と向き合うことは多々ありましたが、その機会を楽しめる状況を作り、導いてくださいました。こちらの好みを理解・共感してくださった上で提案していただけて、それを更にブラッシュアップする楽しさと満足感はRENOVESさんとだったからこそ得られたものだと思います!
これから家づくりをスタートされる方にメッセージをお願いします!
家づくりという特別なイベントにああしたい、こうしたいと様々な妄想は膨らみますが、結局は誰にお願いするか、誰と作るかが全てだったと思います。自分たちよりも家のことを考えてくれるRENOVESさんなら間違いなしです!
「これから先10年後、そして20年経っても私たちの年齢に合うような、経年変化やメンテナンスを楽しむことができる家になれば…」小谷さんご夫婦がお家に込めた想いでした。優しく上品な木目の無垢材の床や、壁一面を彩る塗り壁。こだわってセレクトされた一つ一つの素材は、これから何年と生活の証が刻まれ、お二人の暮らしに寄り添ってくれることでしょう。
お家の印象とマッチするような、笑顔が素敵でいつも優しく穏やかなお二人。晴れた日には仲良くピクニックをされることもあるそうです。思い返せば今回物件を選ばれた決め手の一つは“窓から見える景色”でした。リビングの一角に設けられた「ヌック」からは青く澄んだ空模様と緑豊かな札幌の街並みを望みます。ここに腰掛け、コーヒーを片手にちょっとしたピクニック気分も味わうことができそうです。
これから始まる新たな暮らし。リビングで和やかに会話をされるお二人の様子が今から思い描かれます。何年先も変わらず素敵な時が刻まれてゆくことを私たちも心から願っています。
「つまり、家の中での物の住所を決めるということですね」
打ち合わせ中にデザイナーの宮島明里が提案したこの一言が今でも印象に残っているという奥さんの望さん。
洋服や靴が好きなお二人は、これまでの暮らしにおいてその収納場所に頭を悩ますこともしばしば。そこでご提案させていただいたのが、家の大部分をウォークインクローゼットにするという選択でした。他の空間とは敢えて扉や壁で区切らず、どこからでも出入りができるクローゼットは、お二人が同時に回遊することができるゆとりのある空間に。
「自分たちの荷物を収納し、本当の意味で我が家を完成させたいです!」そう意気込むご主人の勇希さん。ここはご夫婦の荷物の住所(address)が決められた、世界に一つだけのオリジナルクローゼットです。
「キッチンの周りは全体の温度感を少し低めに」
「洗面スペースは他の部屋と比べて若干温度感を上げたい…」
小谷さんとのお打ち合わせの中で何度も登場したのは“温度感”という言葉。色や素材だけで判断するのではなく、その空間全体を見たときに感じる印象を望さんはよく“温度感”という言葉で表現されていました。
全体的に色味は抑えつつも、壁面に並んだ柔らかな印象のタイルや棚板に使われた優しい印象の木材にどこかホッとするような穏やかな印象を覚えます。とことん突き詰めたシンプルと、その中に込められたお二人の数々のこだわり。洗面スペースは小谷さんの家づくりのこだわりを象徴する空間となりました。
随所に詰まったこだわりが空間全体の「温度感」を創り上げ、この先何年と小谷さんの暮らしを彩ってゆくことでしょう。
小谷さんご夫婦は打合せ当初より日頃から誰もがストレスを抱える収納にとことん向き合い全ての場所に快適性を追求されました。今までの生活を曝け出しありのままをお伝えいただいたことでひとつひとつの収納の棚の高さや奥行きまで細かく打合せをおこないました。
モノの見え方、永く愛するお家づくり。真鍮や無垢などの素材、デザインに温度感を交えながら「シンプル」を追求された小谷さんとの打合せは日々白熱したのが良い想い出です。小谷さんご夫婦ふたり緩く穏やかな日々を過ごされる唯一無二の素敵なお家が出来ました。
デザイナー:宮島義直
「キッチンは少し温度感が低めで、洗面所はもう少し温度感が高めで」など温度感で打合せをしたことが印象に残っています。奥さんが発する言葉が印象的なことが多くすっかりファンになってしまいました。言葉と人となりが一致した素敵な人です。ご主人は視点がおもしろく楽しみながらお話したことが印象に残っています。おふたりのことが大好きすぎて打合せが終わってしまったことがちょっと寂しいです(笑)
リノベーションは共同プロジェクト。4人で一緒につくりあげた家という気持ちでいます。「60歳、70歳になってもしっくりくる家にしたい」と打合せ中にもおっしゃっていました。その言葉の通り、等身大の家は穏やかに育っていく家になったと思います。
デザイナー:宮島明里
落ち着いた印象の無垢材の床と、白い塗装壁。一見シンプルですが、素材や見え方にこだわったきれいでまとまりのある家になりました。ご夫婦はお二人とも温かく、話していると穏やかな気持ちになります。そんな穏やかなお二人のお人柄にマッチする空間が生まれました。施工中は様々な協力業者さんに助けられながら、楽しく施工することができました。造作で仕上げられた家具や、ご主人の靴磨きスペースにもなる玄関土間、塗装で仕上げられた壁や天井が、これからのお二人の生活とともにどのように変化していくのか今からとても楽しみです!
完成した家を見ながら「自分たちの家とは思えない!」そう感動していただいたこと、そしてその感動に携わることができたことをとても嬉しく思います!
ディレクター:遠堂真司