聴竹居

2017.12.15

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先日、京都に行くことがあったので、日本の近代建築の最高傑作と言われる【聴竹居】に行ってきました。

89年前に建築された、建築家 藤井厚二さんの住宅は、2017年5月に重要文化財として指定されています。

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2013年6月に天皇皇后両陛下がご来訪され、脚光をあびた【聴竹居】
日本の気候風土との調和を目指した住宅として、高く評価されたようです。

写真 2017-12-08 12 58 09佇まいと心地よさ「見事なしつらい」

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なにげなく見える照明も、部屋の窓と同じ形をしています。

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空気の流れまでデザインされた屋外につながる小上がり下の通気口

小上がりがあることで、椅子に座る人との目線をあわせることは、家族が同じ目線の高さで暮らすことが考えられており、男女平等の時代の到来を昭和3年から予期していたと言われています。

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あじろ天井からは、室内の空気を屋根裏に引き込めるようになっており

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パッシブ換気が計画されていました。

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新しいものばかり目が奪われがちですが、温故知新の考え方が身に沁みます。

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今でもスムーズに動かせることができる建具

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現代の間取りと似た「一屋一室」の考え

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季節のこと。地震のこと。
環境共生の必要性を教えてくれる建物でした。

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これからの日本の住宅にとって本当に必要なものは何か。
その答えの一つが89年前の住宅にありました。

書いた人:谷川満隆(たにがわみつたか)

滋賀県出身。建築デザイナーとして建物調査・設計デザインなどを担当。建築士、多数の調査資格を所有。好きな食べ物は皿うどん。→詳しいプロフィール

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